暮らしのタネ

どこに住むかより誰と暮らすか〜大分県九重町のサステナブルな暮らし方〜

私は18年前に神奈川県から

九州のおへそ部分

阿蘇くじゅう国立公園がある

大分県九重町に移住しました。

移住した九重町はどんな町?

関東では見たことがないくらい雄大な山容の

くじゅう連山と山ろくに広がる広大な草原。

まるでスイスにいるような(スイス未経験。。残念。)

美しい九州アルプスと

日本一の地熱発電所がある

地熱エネルギーの町です。

見てください、

この絶景の「やまなみハイウェイ」を。

今住んでいる集落には各戸に温泉があり、

家の暖房から炊事せんたくまでお湯を使う

文字通りおんせん県おおいたの

典型的な暮らしです。

地方に移住したいと思ったときに重視すること

さて皆さんは地方に移住したい!と思ったときに何を重視するでしょうか?

実家との距離、東京や大阪の距離?

もしくは近くの地方都市との距離?

思いっきり誰も知らない土地に行きたい?

自給自足したい?

自給自足はみんなやってる
米・野菜の自給自足のススメ〜田舎では割と当たり前〜 「田舎暮らしをしたい」と考えている方の多くは、「少しでもいいから食べ物を自分で作って、自給自足の暮らしを始めてみたい!」と思う方が多く...

その理由は様々かと思います。

実際に地方(しかも山の中)に暮らしてみると

車社会なので病院やスーパーとの距離などは

全く気になりません。

宅配便がくる場所なら

日本全国どこでも

同じような暮らしができます!

コンビニ・スーパーなくてもなんとかなる
コンビニはないがネットがある〜スーパーまで車で25㎞の生活〜 田舎に移住することを検討している方で、「コンビニやスーパーがなければ生活ができないのでは」と感じている人が多くいらっしゃることと思いま...

そんな僕が

なぜ大分県の九重町に移住したのか。

崇高な地域創生の志を持って

移住したのではありません。

それは「この人たちとこの地で暮らしたい!」

と思ったからです。

そう思える出来事はこちらに来てすぐ

おこなわれた「野焼き」でした。

野焼きが教えてくれた日本独自の人と自然の絆

私はWWOOFでこちらに農業体験に来て

2週間後、地元の農家の方に手をひかれて

野焼きに参加することになりました。

毎年春になると地域総出で「野焼き」をします。

その数なんと約100名!

たくさんのボランティアさんたちも

地域外から来てくれていて

遠くは福岡や熊本などからも

お手伝いに来てくれます。

そのスケールは畑や田んぼを焼く

いわゆる都会の人間がいう「野焼き」とは

まるでちがい

想像もできないくらいの

いくつもの広大な山を何個も焼きます。

客観的に野焼きを表現すると

何十mの高さにもなる「炎」という

コントロール不能な自然界最強の生き物と

小さな「ヒト」との闘いのようにも見えます。

昔はみな農業のために牛や馬を飼っていて、

田んぼや畑をすいていました。

その牛馬のえさ場を確保するために

毎年春に枯れた草木に火をつけて

新しい草を育てていたのでした。

その営みは1000年以上とも言われ、

草原という環境でしか

生きていけない生き物たちもたくさんいます。

たとえば、九重では盆花として

昔利用されていたヒゴタイです。↓↓

阿蘇くじゅう国立公園一帯は

日本で最後に残された

日本最大の里山空間なのです。

日本の里山の原風景を守り続ける人たち〜大分県九重町〜

そんな草原を守るべく

人差し指につばをつけて、

風の方向を読みながら

「よし、今だ!」と

炎の中で命がけで草を刈りながら火をつける

地元のおじさんたち。

都会暮らしの

へなちょこな経験しかない私にとって、

巨大な炎とお話をしながら

火をつけていくおじさんたちは、

ヒーローそのものでした。

そして他のところに

燃え移らないように

20kg近くの水の入ったタンクを背負い、

走りまわる人たち。

野焼きをすべて終えた後、

一面真っ黒になって

くすぶった大地からただよう

何かなつかしいような

すすの香りの中で

顔を真っ黒にさせながら

「こんなふうに地域一丸となって

日本の里山を守っている地域があるんだ!」

と静かな感動に包まれました。

オーストラリアの先住民族や

アメリカのネイティブアメリカンに

会いに行かなくても、

ネイティブジャパニーズ

日本古来から

自然と共生してきた

生き方を教えてくれる

ローカルなスペシャリストたちは

実は周りにたくさんいることに気づきました。

「どこに住むかより誰と暮らすか」

ここ大分県九重町(ここのえまち)には

自然を大切におもう心と仲間、

そして暮らしの知恵がたくさんあります。

たとえば、こんなことも。

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僕たちと一緒にこの素晴らしい

九重町(ここのえまち)に暮らし

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